電圧を理解するためには、水の流れを想像するといいです。山から川へ水が流れるように、電圧は電気がどのくらいの力で流れるかを示します。山の上の方が高いから、水は下へ向かって流れますよね。電圧も同じで、電気は「高いところ」から「低いところ」へ流れるんです。
たとえば、高い山から低い川へ水が流れる時、山がとても高ければ水はどんどんと速く流れます。これが電圧が高い状態です。逆に、山があまり高くない場合、水の流れはゆっくりになります。これが電圧が低い状態です。
家の中のコンセントや電池から出る電気も、この「高いところから低いところ」へ流れています。コンセントや電池が「山」で、電気が使われる機械(テレビやライトなど)が「川」のようなものです。電圧がちょうど良ければ、電気機器はうまく動きますが、電圧が高すぎたり低すぎたりすると、機器がうまく動かないか、壊れてしまうこともあります。だから、電圧はとても大切なんですよ。